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2014年03月18日

中国人患者検診対応のOJT研修(名古屋放射線診断クリニック)

 

FIMACC受付担当リーダーの王暁です。

この度、FIMACCと開業前から連携・交流をしている、医療法人名古屋放射線診断財団(名古屋市)に、中国人患者検診対応のOJT研修に派遣されました。

同財団は、名古屋市内に名古屋放射線診断クリニック(PETセンター)、東名古屋画像診断クリニックの2施設を経営され、PET業界では老舗にあたり、多くの実績があり国内外で大変評価の高い2施設です。

FIMACCはアジアに近い沖縄に立地し、大学病院であり県がん診療連携拠点病院指定の施設の一翼を担っているため、患者さんは年齢や国籍を問いません。

そのため、FIMACCの主たる受付業務には、外国人対応が明確に位置付けられています。また、FIMACCも将来、人間ドック等の検診事業や高度なセカンドオピニオン事業まで検討されているので、外国人、とりわけ中国人や台湾人への対応準備を少しずつ始めております。

今回のOJT研修は、名古屋放射線診断クリニックで実施されました。研修期間は計2日間です。(2014年3月11日~12日)

米国在住の中国人4名の検診に立ち合い、その検診自体は2日目に設定されていました。

そのため、初日午後に名古屋に入り、最初は施設内の見学や関係者への挨拶をおこない、たまたまOガス検診の状況も見学ができました。同施設ではFDG、アンモニア、Oガスと複数の放射性薬剤を使用しています。

その後、翌日の患者さんへの対応について、親病院でもある名古屋共立病院の担当医師、技師、看護師、受付スタッフとともに細かく事前調整をおこないました。細部にわたる確認事項のリスト整備やそのチェック体制には驚きましたが、それ以上にチームプレーが素晴らしく、そのため迅速に機能していることに感心しました。

研修2日目は、前日の打合せ通り、テキパキとおこなわれ、トラブルもなく終了しました。私は同時通訳の役割も期待され、患者さんと常時行動を共にしました。私自身、日本語、中国語の通訳自体はこなせますが、医療については表現方法も難しく、一層の精進が必要と痛感しました。

今後も、他地域・他施設で研修計画があると言われております。このようなOJT研修を通じて、FIMACCで患者さんやそのご家族に、特に私の立場では外国人の方々が他国でストレスなく、安心・快適に検査をしていただけるよう、今からしっかり準備をしていきたいと思います。

今回の研修に際し、名古屋放射線診断クリニックの皆様には大変お世話になりました。特に、小林敏樹理事には、細かくご指導いただきました。この場を借りて、各位にお礼をさせて頂きます。「有難うございました。」


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